「ジャコメッティ展」ー国立新美術館

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こんにちは、鶴女です。

国立新美術館で開催中の「ジャコメッティ展」に行ってきました。
ジャコメッティといえば長いフォルムが印象的ですが、それに合わせて(?)パンフレットも長いです。


もちろん、今回も大学生料金です。「学生」ということで、ジュニアガイドまでいただいてしまいました。PDFがこちらに掲載されています。ジャコメッティのことや代表的な作品の鑑賞方法などが簡単に解説されているので、作品を観る前に一読してみるといいかもしれません。
 

館内と音声ガイド

広い無機質ともいえる部屋に、無駄をそぎ落とした彫刻がよく似合っていました。彫刻の場合は正面だけでなく、四面全部を見られるような展示が多いので、人がなんとなく適当に分散する感じですね。8/7まで高校生無料なので、そのせいか学生が多かったような気がします。(夏休みだったからかな)
夜間公開だったせいもあって、それほどの混雑は感じませんでした。

各作品のキャプションが少ないという事前情報を得ていたので、音声ガイド(550円)を借りました。速水もこみちさんのナレーションと、山田五郎さんのスペシャル・トラック付き。もこみちさんのやや情熱をおさえた冷静な解説と、山田さんの熱いトークがとても面白かったです。作品を見ている時間より解説やトークの時間が長いので、時々ベンチに座って解説やトークを聞いていました(笑)。ジャコメッティの世界を堪能したい人にはおススメです。

ただ音声ガイドが、よくあるヘッドホン式ではなく、耳にあてて聞く電話式でした。片手で音声ガイドを持つとメモが取れないのはいまいちですね。

ジャコメッティ作品の軌跡

キュビズム・シュルレアリスムに傾倒していたころの作品。
「女=スプーン」(ジュニアガイドより)

シュルレアリスムから離れると小さくなったり、さらに細く長くなったりします。
このへんから、我々が知っているジャコメッティの作品らしくなってきます。
「小像」と「大きな像(女:レオーニ)」(ジュニアガイドより)

こちらは「鼻」(ジュニアガイドより)

「3人の男のグループ(3人の歩く男たち)」(ジュニアガイドより)

音声ガイドによると、ジャコメッティの女性の好みはマリリン・モンロータイプだったようですが、作る像は内部に向かってより緻密になり、外に向かっていろんなものがそぎ落とされて、結果的にスーパーモデルのような細身になっています。

デッサンも多数、展示されていましたが、対象の人間の生きた眼差しをとらえようとして、目に線が集中していました。

彼が唯一試みていることは、

私に見える通りに彫刻し、描き、あるいはデッサンすること

なのだそうです。ジャコメッティの中では人はどんな風に見えているのでしょうか。
興味深いです。

「犬」や「猫」もジャコメッティにはこんな風に見えてるようです。(買った絵葉書より)

「犬」

「猫」しょっちゅうジャコメッティのベッドで一緒に寝ていたとか。

ここからは写真撮影OKの3作品になります。

「大きな頭部」

「大きな女性立像II」

「歩く男Ⅰ」

買ったもの

またまたA4クリアファイルと絵葉書、それからブックマークを買いました。最近、ブックマークを売っている展覧会が少ないのですが、今回は4種類もありました(^^♪。「歩く男」と「犬」をチョイス。

他には「ジャコリントウ」と名付けられたエスプレッソ味のかりんとうを購入。かりんとうって、なんだかジャコメッティの彫刻と妙な親和性がありますね。ほんのり苦みのあるエスプレッソ味が美味しかったです。

耳より情報

ジャコメッティの映画「Final Portrait」が公開されます。
ジャコメッティ役のジェフリー・ラッシュがよく似ていて、はまっています。2018年1月からTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開だそうです。

それでは!



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