秋の京都の旅1『「国宝展」-京都国立博物館』

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春に引き続き、秋の京都・奈良の旅に行ってきました。今回のお目当ては京都国立博物館の「国宝展」・桂離宮見学・奈良国立博物館の「正倉院展」です。

東京駅朝6時発の新幹線で京都へ。車窓から見た朝日が眩しい・・・。

8時過ぎに京都駅着。まずは「国宝展」を観に京都国立博物館へGO!

予想していたけどすごい混雑ぶり

8時半ごろ博物館前に着いたのですが、すでに長蛇の列。博物館正面から始まって横の道の奥までずっと人が続いていました。ちなみに開場は9時半です。

15分くらい経ったところで建物の中に入れました。日差しがきつくなってきたのでちょっとホッとしていましたが、開場はまだなのでこの状態でさらに待つことに。

窓の外をみると、ずっと人の列が続いています。

9時半になり開場しました。展示室は1階~3階まであるので、まずは観たい作品を最優先です。ここはなんといっても宗達の「風神雷神」でしょう。てっきりⅢ期の展示だと思っていたら、Ⅰ・Ⅱ期での展示だったのでうれしい勘違いです! 雪舟もまとめて展示されている貴重な機会でもあるので、階段で2階まで上がりました。ちなみにエレベーターもありますが、階段のほうが早く展示室に着ける可能性があります。体力がある人はこちらがおススメ。

Ⅰ期10/3~10/15とⅡ期10/17~10/29までの各フロアのレイアウト

Ⅲ期10/31~11/12とⅣ期11/14~11/26までの各フロアのレイアウト

宗達の「雷神風神」に会う

やっと俵屋宗達の本物を観ることができました。
ユーモラスとも思える風神雷神を絶妙な位置に配し、屏風という閉じた空間ながら圧倒的な広がりが感じられます。絵の前にはまだ1~2人しかいなかったので、近くからとちょっと離れたところからと、十二分に堪能しました。
館内をぐるっと観て回ってからもう一度来た時は、結構な人だかりになっていました。さすがに人気があります。

<画像は買った絵葉書より>

雪舟を堪能する

Ⅰ期とⅡ期限定で雪舟が描く水墨画が集まっている贅沢空間もありました。水墨画なんて昔はたいして興味なかったのですが、大学の日本美術史で勉強して以来、めっきり興味が湧いてきています。勉強していなければ広がらなかった世界です。

こちらは「天の橋立」。全体を俯瞰的に捉えていますが、この近くにこんな風景を見られる場所はありません。どうやってこの絵を描いたのかというと、自ら丹念に歩き回ってあちこちをスケッチした結果なのです。当時雪舟は80歳すぎ。その年齢でこれだけの大作を描くとはまさに驚異です。

<画像は買った絵葉書より>

そして「秋冬山水図」(画像は東京国立博物館ホームページよりお借りしました)

その他に「慧可断臂図(えかだんびず)」も観られました。10/22までに来ていれば「四季山水図巻」も観られたのですが、今回はかなわず。ちょっと残念。

美しい土偶と土器

古代の土器や土偶などは3階に展示されています。2階で中世や近世の絵画を堪能していた間に、3階は大混雑になっていました。エレベーターを使うと3階に行くので、そこで一気に人が吐き出されるから当然にように人が溜まるという悪循環・・・。

それでも人を(適度に)かき分けながら、美しい土器や土偶を見てまわりました。
個人的な今回の目玉はなんといってもこれでしょう。16年ぶりに県外公開という「火焔型土器」。新潟県十日町市の笹山遺跡からの出土品です。
はるか縄文時代より、よくぞこの姿を保っていてくれていたものだと思わず感慨にふけってしまいます。今回は二点だけ(もう一つはⅣ期)の展示になりますが、十日町市博物館では他の火焔型土器や王冠型土器なども常設展示されているそうなのでぜひ行ってみたいです。

<画像は図録より>

そしてこちらは土偶のビーナスや女神たち。(画像はいずれも買った絵葉書より)

「縄文のビーナス」(長野県・茅野市)

「縄文の女神」(山形県)

「仮面の女神」(長野県・茅野市)

長野や山形まで出向かなければ見られない土偶を、同じ展示会場で同時に観られるなんて、まさに至福です。

仏像の衣のヒダを再現する

2階のちょっと端の階段近くで、小さなイベントもやっていました。
平安初期の仏像と中期・後期の仏像の衣のヒダを再現して、それらの違いを実際に触って感じるというもので、平安初期はやや硬めでヒダも段がはっきり分かれるような感じですが、平安後期になると柔らかく滑らかな造形となってきます。ちょうど定朝様といわれる柔らかい曲線の仏像が理想形とされてくる頃と一致します。

この二つのヒダのイメージを覚えておくと、仏像巡りも興味が増します。「国宝展」に行きましたら、ぜひとも立ち寄ってみてください。(もしかしたら会期によってイベントが変わるかもしれませんが)

ひと休み

やっと外にでました。建物の1階はまだまだ並んでいる人がいっぱいです。

庭に設置してある看板。

こちらは顔出しパネル。雪舟の「慧可断臂図」ですが、この題材を選ぶのってなんかすごい・・・。(だって左腕を切り落として決意表明しているところですよ!)

暑い日だったので、噴水が気持ちよかったです。(左下に虹が見えます)

買ったもの

図録を購入しました。3000円という値段と分厚く重いという二重苦(笑)でかなり迷いましたが。

左は国宝展図録、右は運慶展図録。同じ3000円でこの厚さの違いってなんでしょう。

そしてクリアファイル2種と、しおりと金印スタンプ。左のクリアファイルは国宝展オリジナルですが、右は博物館のオリジナルグッズです。正直なところ、博物館オリジナルのクリアファイルのほうがいい出来のような気がします。。。

午後からは「桂離宮」の見学です。

京都の旅は続きます。



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