「仁和寺と御室派のみほとけ」ー東京国立博物館

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上野の東京国立博物館で開催している「仁和寺と御室派のみほとけ」を見に行きました。1月半ばから開催していましたが、葛井寺の千手観音が見たくて展示替え後の2月半ばまで待っていました。でも待ってないで、展示替え前も行けばよかった! とちょっと悔やんでいます。

真言密教と御室派の仏像たち

仁和寺は門跡寺院(皇族や公家が代々住職を務める寺院)で、宇多天皇が出家して御室と称する僧房を構えたことから御室御所と呼ばれています。宗祖は弘法大師空海。

展覧会は前半部分がほぼ書や曼荼羅などで(国宝の白檀で出来た『薬師如来坐像』はこの前半部分に展示されていますが)、後半部分に仏像達が登場します。会場は非常に混んでいるので、見たいものだけに集中するのも手です。(私は後半に集中しました(^^♪)

こちらは空海が中国で書き写して持ち帰った、国宝『三十帖冊子』。真言密教の秘書です。空海以外の人の書もたくさん含まれていますが、コピーなど無い時代に、まさに人海戦術で書き写したものです。(画像は買ったポストカード)

仁和寺創建時の本尊、国宝『阿弥陀如来坐像』。お腹の前で両手を合わせている定印という形式は、日本の仏像で制作年が判明しているもののなかでは最も古いものだとか。(画像は買ったポストカード)

こちらは私のお気に入り、重要文化財『馬頭観音菩薩坐像』。福井県中山寺所蔵です。鎌倉前期の慶派仏師の作で、33年に1度しか開帳されません。次回お寺で見られるのは2028年頃の予定なので、今回は貴重な機会です。(画像は買ったポストカード)

そして福井県明通寺蔵の重要文化財『降三世明王立像』。高さ2.5mもある巨大な仏像です。同じ大きさの『深沙大将立像』もあり、圧巻の迫力でした。(画像はちらしより抜粋)

そしてなんといっても美しい、大阪葛井寺蔵・国宝『千手観音菩薩坐像』。優美でおだやかな表情と均整とれた体や柔らかい衣の表現など、まさに天平彫刻の最高傑作のひとつです。思わずため息が出ます。すぐ近くにそれぞれの手の持物についての解説などもありました。

11個の頭上面と本面を持っていますが、頭上面は穏やかな顔と怒った顔に分かれています。これは慈悲と憤怒を併せ持つシヴァ神像の影響ではという指摘もあるそうです。(画像は買ったポストカード)

  

仁和寺 観音堂の再現

最近の展覧会では展示の一部が写真撮影可というところが増えていますが、今回は仁和寺・観音堂の内部を再現して、写真取り放題という太っ腹企画でした。この観音堂は江戸時代に再建され修行道場として使われていて、一般には非公開なのです。ちなみに、写真の手前はものすごい人だかりです(^^;

ご本尊は千手観音菩薩立像。

その周りには、千手観音に付き従う二十八部衆像。

風神・雷神像。
 

こちらも再現された観音堂内陣。
 

満足度も高くて見ごたえ十分でした。毎度のことながら、東博は展示の仕方が上手です。

それでは!

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