こんにちは、鶴女です。
大学生になると、学生料金で展覧会や映画を観たりと、割引料金になるものも多いです。
今回はそのなかで、キャンパスメンバーズについて紹介したいと思います。
キャンパスメンバーズとは?
大学・短大・高等専門学校などを対象にした会員制度で、会員になると常設展が無料だったり、企画展が割引になったりの特典があります。
ここでいう「会員」とは、各大学・短大・高等専門学校のことです。学生が個別に入会するものではなく、入会した学校の生徒がメリットを受けられるというものですね。
メンバーになっているかどうかは、学校のホームページに記載があるところが多いようです。
法政大だとこんな感じ。
博物館・美術館キャンパスメンバーズ利用案内
各博物館や美術館のホームページにも加盟校一覧がありますので、ここからも探せます。
国立博物館キャンパスメンバーズ会員
国立美術館キャンパスメンバーズ加盟校
通教でも、もちろんキャンパスメンバーズの特典を受けられます。ただ、大学によっては特定の学部だけが入会している場合があるので注意しましょう。
例えば、日大のキャンパスメンバーズ対象は芸術学部だけだったり、法政大だと国立劇場キャンパスメンバーズは日本文学科だけだったりしています。(この国立劇場は超うらやましい~!文学部全体を対象にしてほしいです!!)
どれくらいお得?
上野公園内にある国立西洋美術館を例にとってみると、
常設展:大学生250円 → キャンパスメンバーズ 0円
特別展:大学生1200円 → キャンパスメンバーズ 1000円
(現在開催中のアルチンボルド展を例にしています。)
学生証を見せるだけで常設展では名画がタダで楽しめるだけでなく、特別展に至っては前売り券並みの料金で見ることができます。これってかなりお得ですよ。
常設展も楽しいですが、鶴女のおすすめは上野にある国立博物館の春と秋の庭園開放です。池の周りを散策しながら、春は桜、秋は紅葉を楽しむことができます。特に春は、人でごった返す上野公園よりもゆっくり桜を見ることが出来ます。キャンパスメンバーズならただで中に入れますから、機会がありましたら、ぜひぜひ行ってみてください。
庭園開放日はこちらのイベント欄で案内しています。要チェック!
キャンパスメンバーズで入ってみた
東京国立博物館で見たい作品があったので、キャンパスメンバーズを使って入館してみました。切符売り場の窓口でキャンパスメンバーズであることを告げ、学生証を見せるとこんなチケットをくれます。チケットを入口で見せて入館します。
ちなみに、チケット売り場の横にはキャンパスメンバーズの学校一覧がありました。
本館2階で見たかったのはこちら、尾形光琳の「風神雷神図屏風」。
京都の建仁寺所蔵(建仁寺にあるのは精巧なレプリカで、本物は京都国博にあります)の俵屋宗達「風神雷神図屏風図」を、光琳が模写したものです。宗達作と比べてみるのも興味深いですね。
特別展だと普通は写真撮影不可ですが、総合文化展ではOKな展示物が沢山ありました。(フラッシュや三脚使用などはNGです。)
時間が無かったので、あまりゆっくり出来なかったのが残念ですが、今度は他の作品などもじっくり鑑賞したいです。
それでは!