【岡本哲志先生と歩く掘割跡<2>】茅場町~八丁堀近く(その2)

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だいぶどころでなく、とんでもなく間があいてしまいましたが( 一一)  『岡本先生と歩く掘割跡「茅場町~八丁堀」』の続きです。そもそも(その1)っていったなんのことだ~という方、前回の記事はこちらをどうぞ。

「岡本先生と歩く掘割跡」の2回目の講座です。今回は茅場町を起点として八丁堀までを歩きました。(講座申込時の予定ルートとは少々変更となっています)心配していた...

於岩稲荷田宮神社と金刀比羅神社

越前堀公園を出て次に向かったのは「於岩(おいわ)稲荷田宮神社」。かの有名な四谷怪談のお岩を祀っていますが、明治頃に出来た比較的新しい神社です。

マンションの間に立地していますが、思いのほか緑が多くてちょっとした癒しスポットかも。

こちらは於岩稲荷田宮神社のすぐ近くにある「金刀比羅宮神社」。ビルや民家の隙間のような場所にあります。この神社と「於岩稲荷田宮神社」はともに松平越前家の屋敷内にありました。

隅田川沿いを歩く

つらつらとビルの間を歩いて、隅田川に出ました。かつての越前堀は隅田川に通じていたのです。

川近くの遊歩道に降ります。

水のすぐそばは散歩にもってこいです。画像の左に見えるのはスカイツリー、手前の橋は永代橋です。

上の画像のちょうど反対方面に架かっているのは中央大橋です。この橋を架けるために、最後に残っていた越前堀の入堀も埋め立てられました。かつての越前堀の延長線上にこの橋があります。

中央大橋の下は、なんともダイナミックで近未来的な風景。

中央大橋を通りすぎて少し歩くと見えて来たのは「霊岸島水位観測所」。かつては水準原点を生んだが観測所でしたが、現在その役目は油壷検潮所に移っています。

役目を終えたとはいえ、まだ観測は続けられているようです。

ビル群をバックにゆったりと流れる川を見ていると、日常の些事がどうでもよくなってきますね。遊歩道にはベンチがあるので川を見ながらゆったりと過ごすのもおすすめです。

水位観測所の先にあるのは亀島川水門。ここは荒川水系の亀島川と隅田川の合流地点にあたります。

船徳稲荷神社と鉄砲洲稲荷神社

堤防にあがってすぐ近くの南高橋の橋詰には「船徳稲荷神社」があります。ここは亀島川と隅田川の合流地点の亀島川側になります。このお稲荷さんは、もともとは現在の中央大橋の橋詰あたりにあったものが、中央大橋の架橋工事のため平成3年に遷座してきたものです。きれいに管理されているのを見ると、地元で大事にされているのだなぁというのが感じられます。ご神体は徳川家の遊船の軸を切って彫られたものと伝えられているとか。

こちらは南高橋。すぐ左側には亀島川水門が見えます。この橋は関東大震災の復興事業のひとつとして1932年に架けられ、明治期の技術を伝える貴重な橋として中央区民文化財および、土木学会選奨土木遺産として認定されています。

南高橋からみた亀島川の景色。

南高橋を渡ってほんの数分のところにある「鉄砲洲稲荷神社」。平安時代の承和8年(841年)に凶作に悩む荏原郡桜田郷の住民が産土神を祀ったことに始まるとされています。幾度も遷座していまの場所に落ち着いたのが明治元年(1868年)のことです。

こちらは本殿。関東大震災では被害を被りましたが、第二次世界大戦の東京大空襲では被害を免れています。

そして見どころは、区内唯一の富士塚。富士山の溶岩を用いて作られており、その頂には末社鉄砲洲富士浅間神社が鎮座しています。

寛永2年(1790年)築造と言われ、「江戸名所図」に載ったり、初代歌川広重の「名所江戸百景」でも描かれています。

国立国会図書館デジタルコレクション 名所江戸百景 鉄炮洲稲荷橋湊神社

こちらが頂上に祀られている鉄砲洲富士浅間神社。

今回のまち歩きはここまでです。堀割跡をたどれば、東京という街の変遷が見えてきます。たかが掘割、されど掘割です。

それでは!

耳より情報

東京国際フォーラムと国立映画アーカイブが「東京150年-人々の生活と風景-」を題材に4回にわたり「月曜シネサロン&トーク」を開催します。岡本先生が監修・解説を担当しています。予約制で昼の部と夜の部があり、各回定員100名です。1回目はすでに終了しましたが、なかなか盛況で、昼は満席、夜も残席が少しだけ当日券に出たという状況でした。興味のある方はぜひ予約して行ってみてください。(各回とも1か月前から予約開始です)

2回目は11/19(月)・3回目は2019/1/21(月)・4回目は2019/3/18(月)です。

映画とは違う、貴重な文化記録映像が解説付きで見られるいい機会です。詳細な内容や予約はこちらのサイトからどうぞ。入場料500円です。

月曜シネサロン&トーク」の公式サイト

それでは!

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