「日本の中世文書 機能と形と国際比較」-国立歴史民俗博物館

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今年の私的目玉第三弾の「日本の中世文書」を見に行きました。本日最終日なのに今頃の紹介になってしまい申し訳ないです。

読めなくても楽しめる中世文書

どの展示物もおおよその大意がキャプションに表示されているので、それを見ながらこの文書はいったい何のために書いたのだというのが分かります。律令制度の時代は、誰がどこ宛てに書いたのかによって、詔・勅・符・解・移というように名称が付けられるます。今年の夏スクーリングで受講した「日本古文書学」で学習した内容が出てくるので、がぜん興味が湧いてきます。

律令制度が崩れてくると、文書の形式も変化してきます。その時代に即した形で様式も変容してくる様がわかります。

武士の時代になれば、役所の文書だけでなく、軍忠状のように「私はこんな戦に参加して、こんな武勲をたてました」という内容をその上司が「相違ない」といって認める書状なども出てきます。現代の履歴書+スキルシートみたいなものですかね(^^)

外交文書やアジアの文書も展示されおり、日本の文書との比較ができます。
そして展示の最後には現代文書としてこの展示の責任者の小島教授が歴博館長に申請した書類も参考展示してあり、古代からの公文書の様式の影響などを論じているという興味深いオマケまでありました。

とっつきにくそうな中世文書ですが、タッチパネルで文書の解読ができるコンテンツや、wifiを使っての音声ガイドなどもあり、普段中世文書に触れることの無い人達にも興味をもってもらおうという意気込みが感じられます。

特に音声ガイドは、歴博ホームページからダウンロードもできるので、展示を見ながら楽しめて、さらに後で図録を見ながらも楽しめるというなかなか美味しい企画です。しかも、音声ガイドの内容のテキストもあります。中世文書に興味のある方は、ダウンロードしておいて損はないですよ! 下のリンク先のページの最期のほうにあります。

歴博 日本の中世文書

他にも、歴史上の有名人の押印が楽しめるコーナーもありました♪ 印は他にもありましたが、とりあえず6人ほど押してみました。細川忠興(妻は細川ガラシャ)の印は「tadauoqui」というローマ字印です。

<おまけ>佐倉城址公園の紅葉

春の花見で有名な公園ですが、秋も風情がありました。午後も夕方近くになると結構冷え込んできますが、きれいな紅葉を求めて公園内をブラブラ。人が少なかったので紅葉独り占めでした。

それでは!

2013年の歴博の企画展「中世文書ー機能と形ー」が書籍化されました。図録には反映されなかったいろんなトピックなども網羅されており、文書の新しい楽しみ方を教えてくれます。

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