総合文化展「新指定 国宝・重要文化財」-東京国立博物館

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現在東博では「新指定 国宝・重要文化財」が展示されています。国宝3件と重要文化財45件(写真・パネル展示含む)が総合文化展(常設展)の入場料で見放題です。

今年の国宝指定といったら個人的にこれがナンバー1! 奈良県明日香村にあるキトラ古墳の石室内に描かれている壁画です。高松塚古墳の壁画が国宝なのに今頃感はありますが、やはり当然という感じです。(画像は文化庁HPより。壁画のうち「朱雀」)

そして唐招提寺にある木造仏像5点を統合して国宝になりました。この仏像達は8世紀頃の作で、鑑真が来日した際に一緒に来た工人が制作に関与していたとされます。日本の木造仏の起点ともなる重要な作品群です。(画像は図録より。5体のうち「木造薬師如来立像」)

重要文化財で面白かったのが「木造地蔵菩薩立像 附像内納入品」(新薬師寺所蔵)です。以前に府中の善明寺「鉄造阿弥陀如来坐像」とその「胎内仏」を見ましたが、この地蔵菩薩はちょっと変わっています。元々右側はこの像に実物の着物を着せるために造られた着せ替え地蔵なのですが、その後に木製の着衣を貼り付けられて普通の地蔵菩薩になり、さらに解体修理で着衣+頭部と着衣無し(頭部も無し)の二体に分けられました。“像内納入品”というよりは、像内を取り出した感ありありです(^^;

(画像は図録より)

そして美しい「木造弁財天坐像」は神奈川県江の島にある江島神社所蔵です。江島神社は日本三大弁財天で有名で、この像はまさにそのシンボルです。鎌倉時代、おそらく1230~40年頃の制作とみられ、運慶派の仏師が造像したと思われます。近くで見るとその優美さにうっとりします。江島神社では間近でゆっくり拝観というわけにはいかないでしょうから、この機会はおすすめですよ~。

(画像は図録より)

考古学の分野も重要文化財指定が沢山ありました。その中で目をひいたのが「鳥取県青谷上寺地遺跡」。弥生時代前期後葉から古墳時代初めにかけての大規模集落遺跡の出土品が一括指定されました。この遺跡は日本海を通じて行われた交易で栄えた集落の多彩な出土品が有名で、別名“弥生の博物館”と言われているそうです。

展示品も赤く塗られた楯に描かれた渦巻き模様や、壺片に描かれたサメや木片に船団が描かれていたりと見ていて楽しいものが多かったです。そういえば、以前に科博で見た「山口県土井ヶ浜遺跡」も日本海側でした。またひとつ、行ってみたい日本海側の遺跡が増えたようで(=^・^=)


(画像は図録より)

昨日2回目の「東寺展」を見に言ってこの展示に気がついたので、あわててご紹介です。5/6までの開催なので、GW最後のイベントとしてぜひ見に行っていただければと思います。明日の月曜日はトーハクは開館していますよ。

それでは!

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