「素晴らしき古墳との出会いー大塚初重スケッチ絵画展」ー明治大学博物館

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中央線・お茶の水駅から歩いてすぐの明治大学博物館で開催している「大塚初重スケッチ絵画展ー素晴らしき古墳との出会いー」を見に行きました。

大塚初重先生は専門は日本考古学(古墳時代)なので、古墳好きなら著書を読んだ方も多いでしょう。1997年に明治大学を退官されて名誉教授となった後も生涯学習にちからを入れられ、2018年の91歳まで明治大学リバティ・アカデミー(一般社会人向けの講座)で教鞭を執られていました。

私も著書の「考古学最新講義シリーズ 装飾古墳の世界をさぐる」を読んで装飾古墳の奥深さにふれ、昨年は福岡まで行って見てきました。

そのときの記事はこちらからどうぞ。

福岡の古墳と史跡の旅の3回目です。1回目、2回目の記事はこちらをどうぞ!  王塚装飾古墳実はいちばん見たかったのがこの王塚古墳です。筑豊本線に乗って...

今回の古墳スケッチ展は、なんとうれしいことに写真撮影可でした。大塚先生に感謝しつつ、いくつかお気に入りの古墳スケッチをご紹介したいと思います。

初期の作品から

まずは1987年の絵から。長野市の「大室古墳群大石支群 222・224号墳」です。先生がスケッチを始めたのが1986年からだそうなので、本当に最初の頃の作品です。

こちらも「大室古墳群大石支群」の221号墳合掌型石室です。大室古墳群は古墳分布総数500余を数える大規模な古墳群で、大石支群は大小5つの支群に大別されているうちのひとつです。

東日本の古墳

こちらは福島県郡山市にある「大安場古墳」。2008年に描かれたものです。

こちらは2001年に描いた「大室古墳群 整備前の第244号墳(将軍塚)」です。大塚先生は『絵は自己流で少しも上手にならないし、現場で同行の方々に説明し終わってから、僅か3分位でスケッチ終了となるのですから、(以下略)』なんておっしゃっています。しかしほんの数分でここまで描けるのは、やはり古墳の専門家としての対象を見る目の確かさゆえでしょう。

西日本の古墳

福岡県の代表的な装飾古墳である「王塚古墳」は2009年に描かれています。古墳の近くにある王塚装飾古墳館にある石室の実物大レプリカはとても良かったけど、やはり本物の石室内が見たい!

こちらは2000年に描かれた熊本県の「江田船山古墳」。ここからの出土品のうち最も有名なのが「銀錯銘大刀(ぎんさくめいたち)」(国宝)と呼ばれる75字の銘文が彫られている大刀で、日本古代史の第一級の史料でもあります。

ちなみに「銀錯銘大刀(ぎんさくめいたち)」は東京国立博物館に所蔵されていて、平成館の考古の部屋に常設展示されています。こちらの写真は今年の1月頃に撮ったものです。大刀には銘文のほかに花・馬・魚・鳥も象嵌されています。壁には象嵌されている模様が次々に映し出されます。

発掘現場の臨場感

奈良県桜井市「桜井茶臼山古墳の竪穴式石室」の2009年のスケッチです。水銀朱を塗布された石材で造られた石室内部は、調査後に埋め戻されたため今は見ることができません。スケッチからは研究者がどんな視点で古墳を見ているのかがうかがえます。

こちらは愛知県犬山市の「東之宮古墳」。2012年に描いたものです。

海外の古墳

海外の史跡にも何度も行かれています。特に韓国の古墳には南部を中心に7回ほど訪れているようです。このスケッチは1995年に韓国の明花洞古墳に行った時のものです。

そして中国の「キジル千仏洞」。ウィグル地区にある仏教石窟寺院ですね。2001年のスケッチです。

展示会場の風景。
 

入場無料のこの展覧会、今週日曜日までです。古墳ファンならぜひぜひ足を運ぶことをおすすめします。私も古墳スケッチやってみたくなりました(^o^)

素晴らしき古墳との出会いー大塚初重スケッチ絵画展

それでは!

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